事業内容
大学や研究機関などから最先端の技術シーズを導入することでmRNAの基盤技術を確立するとともに、継続的な連携を通じて競争力のあるプラットフォーム技術へ発展させていきます。また、当社で構築されたmRNA基盤技術のもと、特定の疾患領域に強みを持つ製薬企業などと共同で開発に取り組むことで治療薬をいち早く届けることに努めていきます。
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共同研究
特定の疾患領域に強みがある製薬会社、バイオテック、大学などとmRNA医薬品、ワクチンの共同開発を進めていきます。特にmRNA医薬品を開発する上では次のことが課題になります。
・適切な配列設計方法やCap構造体の選択
・double strand RNAやCap化率などmRNAの解析
・免疫原性の調整や生体安定性、細胞や組織選択性、投与量
・転写収量や純度向上に係る反応系の構築
当社はCap化技術や配列設計、合成方法など、独自技術を創薬エンジンとして、上記課題を解決し、安全で有効性の高いmRNA医薬を創出していきます。 -
パイプライン
Crafton Biotechnologyのパイプラインは、感染症や希少疾患の治療薬として、革新的なmRNAベースの治療薬と、次世代予防ワクチンで構成されています。
当社の多様な技術基盤は、アンメット・メディカル・ニーズを持つ様々な疾患に対応することができます。
いち早く新薬を届けるため、大学や製薬企業等と戦略的に連携し、研究を進めています。 -
その他
医薬品と患者の接点には数多くの課題が存在しており、患者やその家族の声に耳を傾け、悩みを理解することは重要であり、ニーズに応えてこそ技術が価値を持つようになると考えています。
当社は、技術の強みを深く見極め、患者のニーズに応えていくため、大学や製薬会社との連携に限らず、患者やその家族、関連団体との交流機会を設けていくとともに、価値最大化に資する様々な活動を推進していきます。